2017年10月~11月の振り返り

2017年もあと1か月。本当に、常套表現になっちゃうけど、時が過ぎるのは早いもの。
さて、先月末はバタバタしてたので、今回は2か月分の振り返り。

お仕事

この2か月、仕事は比較的スロー。前から予定していた久しぶりの旅行休暇も入れていたので、なんだかすごいスローライフ。フリーになったんだから、休みたいときに休めばいいんだけど、なんなんだ、この変な罪悪感は。

通常以外のイベントとしては、すでに取引中の会社からの新規(追加)トライアルと、別の会社との年次のSkype意見交換会ってのがありました。

トライアルは本当に久しぶり。といっても、取引先からの追加トライアルだから通常のものとは若干違うんだけど、新規と比べて逆に「落ちたらマズい」というプレッシャーがあって。。自分が通常受けている仕事とは品質基準が違うので、まあ最悪落ちても現在の仕事には影響ないはずなんだけど、やはり気になってしまうが人間。でもね、自分ながらベストを尽くした翻訳ができたので、なんだか合否はどうでもよくなった。あれでだめなら、単純に自分(少なくとも、現在の自分)には向いていないと納得できる。スポーツ選手の常套文句「ベストを尽くしました」という意味、なんかやっと分かった気がする(笑)。それと、今回はトライアル作成者の「落とし穴」というか、試したい箇所がかなり見えた(ような気がした)のは少し楽しかった。それに答えることができたかどうかは別として。

もう一つが翻訳会社との意見交換会。テレビ会議とはいえ結構いろいろ聞ける貴重な会。今回は単価アップを交渉したものの、100%希望通りにはならず残念。一応中間地点的な落としどころにしてもらったものの、それでも他社と比べてまだ単価は最低レベルなので、来年は少し新規開拓も考えようかと思い始めているところ。とは言っても、この会社のコーディネーターさんのレベルの高さとか、業務的な広がりとか、ほかの付加価値が高いので、今後も大切な取引先ではあります。もうしばらく様子見て、再チャレンジしようか。

ランニング

そういえば、ほとんど走っていないっ!旅行が入ったり、韓国滞在中に近所で走るところがそれほどなかったなど、いろいろ言い訳あるんだけど、なんだか怠けてました。でも、実際のところ、やっぱり寒いとモチベーションは上がらんよねぇ。かといって、室内のジムにまで行こうとも思わないし。まあ、あまり無理しないで走りたいときに走ればいいんだろうけど。

読書

10月~11月の読書は以下の11冊。

海と毒薬(遠藤周作)

太平洋戦争末期、九州の大学で行われていた米軍捕虜に対する人体実験に基づいた小説。震えながら読了。日本人の良心、罪悪感を問う作品。このような戦時中の狂気的行動というのは、日本人の宗教観とかに基づくものではなく、あくまで戦争という究極の状況が生み出すもののではないかと思ってはいたが、作品を通して感じた圧倒的な無関心というようなものは、現代でも日々目にするものであり、それを思うとただただ恐怖を感じた。狂気的行動として現れるのが究極の状況なだけであって、その原因となる本質的なものって、実は常に我々にあるのかもしれない。それが、結局宗教観であったりするのかな。単純に自分の考えが薄かっただけか。

考える読書(養老孟司)

養老先生の読書日記。どこかの連載をまとめたものみたい。これほどスリラーやSFが好きだとは知らなかった。仕事(書評とか)で読まされる本と趣味で読みたい本。本を読む仕事が多くて、好きな本が読めない、みたいな愚痴は読んでいて笑ってしまった。どこか翻訳の仕事と読書の関係に似てなくもないかも。

上海ベイビー(衛 慧)

中国では発禁処分を受けたとされる、中国では当時話題だった作品。これが思いのほかよかった。タイトル通り上海が舞台。性的描写もそれほどではなくて、僕なんかは主人公の彼氏にすごく感情移入してしまって。彼と同じ問題を抱えている訳ではないんだけど、何というか彼の根本を探していくと自分、もっというと自分の弱さが見えてくるようで、これは不思議な感覚だった。

孤島の鬼(江戸川乱歩)

初めての江戸川乱歩。いきなりドハマりしてしまった。なんて気持ち悪い話なんだと思いながらも、やめられない。ホラーは基本苦手なんだけど、これは違うのかな。不思議だ。

人間椅子(江戸川乱歩)

これも別の意味で怖かった、というかド変態のお話。ただ、孤島の島ほどではなかった。

怪人20面相(江戸川乱歩)

そうそう、江戸川乱歩って、こういうイメージだったよね、っていう作品。少年少女向けではあるけど、大人でも全然楽しめる、軽快な探偵小説。これ、リアルタイムで読めてたら最高だったろうに。シリーズものだから、疲れた時なんかにゆっくり読んでいこう。

読書の腕前(岡崎 武志)

たまに読みたくなる、本に関する本。古本の探し方とかの話がすごくツボった。

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて(佐藤 優)

今回のベスト。佐藤優という人は顔と名前だけは知っていて、「主にビジネス書コーナーに生息する、表紙に自分の顔をどーんっと出すのを好む、自分大好き系の自己啓発おじさん」という印象だったんですが、もうね、いまだに猛反省中です。すごい本書かれてましたね。なんか、心の中でずっと謝ってました。ちなみに読もうと思ったのは、前出の養老先生の読書日記本での紹介から。もっといろいろ読まんといかんと、繰り返しとにかく反省しました。

誘拐(本田 靖春)

「東京オリンピックを控えた日本で…」という触れ込みについ手に取った一冊。有名な「吉展ちゃん事件」を扱っており、ノンフィクションの傑作と呼ばれるだけあって、これまたすごい本。時代が変わると凶悪犯罪もこう違ってくるのかと、妙な気付きもありました。でもね、現代でも理解しがたい凶悪犯罪は絶えませんが、よく考えると一般的に見えてくる内容ってワイドショー的な「ニュース」しかなくって、今の我々もどれほどしっかりとしたイメージを把握できているか怪しいところ。

悪人(吉田 修一

可もなく、不可もなく。暇つぶしにはいいんじゃないかと。

土漠の花(月村了衛)

海外での自衛隊の活動を取り扱ったアクション小説。比較的最近の本で、内容的にも読むなら今かな、と思い手に取った一冊。話としては少し臭い気もしたけど、アクションものとして単純に面白かった。ただ、もっと「勉強」になるかと思ったけど、そこは期待外れ。自衛隊の活動の難しさといったところが舞台設定程度だったので、そこをもっと広く深く書き出してほしかった。

その他

11月は本当に久しぶりの海外旅行で、上海とバンコク行ってきました。別に何をするわけでもなく、美味しいものを食べたり、友達に会ったり、観光地回ったり、ゆっくり過ごしてきました。特に上海は初めてでしたが、驚くほど電子マネーの利用が広がっていたり(現金をほとんど使わないみたい)、町中を走るバイクのほとんどが電気バイクですごく静かだったり、なんだかそのスピード感に驚いてばかりでした。

あと、2か月も空けると読んだ本の記憶が薄れていくので、もっと細かく読書日記つけていこうかな。こういうのって、書かないでいると、どんどん書くことのハードルが上がっていくし。やっぱり書くならちゃんとした文章を書きたいけど、ブログなんか基本的には日記なんだからテキトーでいいじゃんと思うし、そもそもちゃんとした文章なんて書けないし。

さて、今年もあと1か月。12月も半分くらい韓国の予定だから、寒い冬になりそう。辛いもんたくさん食べて乗り切るどー!

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